スポンサーサイト

Posted by SNOW on --.--
Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人工呼吸器と気管カニューレの管理について

Posted by SNOW on 17.2007
Category : 呼吸器系
Tag :呼吸器
先ほど仕事より帰宅いたしました・・・。

今日(昨日)は、この業界で言うところの準夜勤務で一般的には夕方~0時とか0時半とかまでの勤務です。

ちなみにSNOWの勤務先では0時半までが定時なのですが、忙しくてこのような時間になったわけで。

いやいや、普通(この場合日勤を指して言うと)では残業は2時間~3時間程度なので今日のこの時間も普通通りか少々早いくらいなのですが・・・。
めっさ疲れましたよ!!

今日の忙しかった原因というか理由を挙げてみると・・・


ベンチレーター(人工呼吸器)のアラームが鳴り続けるといったアクシデントに尽きます。

大まかに説明しますと・・・

①アラームが鳴る

②訪室すると気道内圧低下&無呼吸アラームを確認。同時に患者さんの自発呼吸の有無を確認し自発呼吸を確認。モードはCPAP+PS(プレッシャーサポート)。

③回路等にはリーク(漏れ)は認められず。

④気管切開している方なので気管カニューレ及び周囲を確認。

⑤明らかにリークがあることを確認!

⑥申し送りでは日勤の最終チェックでカフ圧は30cmH2O。その際にリークなし。

⑦その場でとりあえずSPO2チェック。98%~100%あり、リークに対して1分1秒を争う事態では無いことを確認しほっとする。

⑧カフのAIRを入れる部分(透析回路のピローのような・・・。正式名称がすぐに出てきませんすみません)を指で少しずつ圧迫(つまむ)していくと途中でリークが無くなる事を確認。この時点でカフ圧が不十分な為にリークが発生していると自分なりに推測。この場合の考えられる原因を頭の中でピックアップ。
●体位変換後の為に頭部・頸部等の角度の変化から起こっている
●なんらかの原因でカフそのものにリークがある(ピンホールなど)
後者はカフAIR注入部を指で圧迫した際にリークが無くなった事から考えにくい為、前者の確立が高いのではないかと推定。

⑨カフ圧計を取りに行き測定。36cmH2Oであることを確認。送りとは違うがこれも頸部の角度等から変動することが十分考えられる為問題なし。一番の問題はセーフゾーン(安全なカフ圧が当院で使用しているカフ圧計では36cmH2O)ギリギリなのにも関わらずリークが発生している点。リークが消失したのはなんと、カフ圧110cmH2O!!

⑩詰所に呼吸器内科医師が居る(主治医ではないが別件で居られた)事を思い出し、詰所へ戻り相談する。その医師の答えは
●低圧カフの気管内カニューレならとりあえずリークが無くなるまでAIRを足していく。低圧カフでないならそれ以上の加圧は危険性がある。
とのこと。当然の答えが返ってきた。その間、別のNSが主治医に連絡してくれたが来るまでに結構時間がかかるとのこと。

⑪記録に目を通すが低圧カフカニューレか否かが確認できず。病室でOPEをしていた為、介助についたNSにTELし確認。低圧カフではないことを確認。

⑫再度、呼吸器内科医師に相談。低圧カフでないカニューレに110cmH2Oというのは考えられないとのこと(そんなにAIRが入らないだろうと)

⑬患者さんの所へ再度向かう

⑭訪室後すぐに呼吸器内科医師が気にして訪室してくださった。感謝感謝!!

⑮その医師にて一度カフ内のAIRを全て抜く。そして再度加圧し110cmH2Oの時点でのリーク消失を確認(ミニマムリークテスト)。AIR容量にして実に9cc。その医師の一言。
「ほんとだ・・・。かなり圧が高いなー。」
その医師も現状ではこの圧(リークの無い)で経観するしかないなーと。
結論としては気管カニューレと気管内腔の径がミスマッチ。しかしながらOPE翌日のために交換も出来ない為。

⑯その後主治医が来棟。経過報告するとその医師は
「カフ圧計なんて使わずにリークの無いところまでAIRを入れないと。この気管カニューレはそうなんですよ!」


「ありえねー!!」


っと、心の中で叫ぶ自分。

そして主治医は帰宅。

呼吸器内科医師の一言。

「だめだよ、カフ圧はきちんとしないと・・・。」

苦笑いというか微妙な表情でした・・・。

とまぁ、こんなこともあり、別の患者の急変やら不穏患者の対応やらでどっと疲れ果てました・・・。


愚痴っぽくなってしまいましたが、患者さんにとっての現状考えられるベストでありスタンダードな医療・看護というものが大切だと思います。医師というのは他の診療科領域のことには興味が無かったり知識・経験が乏しかったりもします。ジェネラリスト(全診療科を熟知・精通している医師という意味で)は少なく、それぞれが専門医というのがほとんどです。その点、看護師は異動などもありますので多くの診療科領域の知識が要求されることが多いです。広く深くと言うのは実に難しく自分自身、興味のある診療科があるわけですが、これは自分自身に対しても考え直すひとつのきっかけになった気がします。


とりあえずこれからシャワー浴びて寝ます・・・。



←今日もクリックをお願いします!




スポンサーサイト

Comment

このコメントは管理者の承認待ちです
2011.10.25 12:27 | | # [edit]
そうなんですよね。
カフ圧計はスタンダードですよね。

はい、うちにはありません。
ありえないリーク消失までカフをいれます。
カフ10ccとか。

お疲れ様でしたー。
2007.06.17 21:55 | URL | ナースマン #- [edit]

Post comment


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

訪問頂き有難う御座います!

タグクラウドとサーチ


最近の記事+コメント

プロフィール

SNOW

Author:SNOW
とある男性看護師です。

☆趣味☆
●スノーボード&ロングスケートボード
●ガジェット弄り
●映画&DVD鑑賞
●音楽鑑賞(レゲエ・スカ・メロコア・パンク・R&Bなど色々でインディーズが多い)
●料理

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。